ケンブリッジ英検とは
ケンブリッジ英検という試験を聞いたことはありますか? イギリスのケンブリッジ大学英語検定機構が開発・実施している、英語の「実践的な運用能力(知識を実際に使いこなす力)」を測る国際的な英語資格 です。
日本では英検やTOEICに比べるとまだまだなじみが薄く、地方都市では受けられる機会や会場も限られています。
しかし世界的知名度は高く、海外の大学や企業などでは実践的な英語力を証明する資格として広く認知され、入学の基準やキャリアップのために使用されています。
試験は細かくレベル分け、合格後は一生涯有効
試験は細かくレベル分けされており、一番下のレベルである「A2 Key(旧KET)」から最上級の「C2 Proficiency(旧CPE)」まで、合格後は有効期限がなく一生涯有効とされます。
レベル名(通称・正式名称) CEFR対応 想定される英語力・他試験の目安 A2 Key (KET) A2 日常生活の基本的な表現を理解・使用できるレベル B1 Preliminary (PET) B1 仕事や旅行など、身近な話題について英語で意思疎通できるレベル B2 First (FCE) B2 自立した英語話者として、社会やビジネスで流暢にやり取りできるレベル(英検準1級〜1級 / TOEIC 785〜945程度) C1 Advanced (CAE) C1 高度な国際ビジネスやアカデミック環境で効果的に英語を駆使できるレベル C2 Proficiency (CPE) C2 ネイティブと同等以上の非常に高度な運用能力を証明する最高峰レベル
ケンブリッジ英検 B1 Preliminary(PET)合格者インタビュー
当教室の生徒さんで高校1年生のみつき(Mitsuki )くんが、見事ケンブリッジ英検 B1 Preliminary for Schoolsに合格しました!試験への挑戦を通じてどのように英語力を伸ばしたのか、担当のマイク先生がインタビューしました。
☆合格者プロフィール
お名前: みつき(Mitsuki)くん(15歳)
学年: 高校1年生
部活動: 陸上競技部
受講クラス: アリスター英語教室 プライベートレッスン
次の目標: IELTS 6.0 取得
インタビュー:合格の秘訣とケンブリッジ英検の魅力
アリスター英会話スクールでのレッスンについて
マイク先生: いつもスクールではどんなレッスンを受けているの?Mitsuki くん: プライベートレッスンでESL(第二言語としての英語)のテキストを使ったり、今回合格したB1 Preliminaryのような資格試験の対策をしたりしています。たくさん会話をしながら、楽しく英語を学んでいます。イギリスの文化をはじめ、いろんな国のことについて学べるのがとても面白いです。
合格を知ったときの気持ち
マイク先生: 結果の封筒を開けて「合格」の文字を見たときはどうだった?Mitsuki くん: とにかく合格できて嬉しかったです!合格する自信はありましたが、リスニングとスピーキングのスコアが予想以上に高くて驚きました 。高得点が取れて本当にハッピーです。
英検(実用英語技能検定)との違い
マイク先生: ケンブリッジ英検ってどんなテスト?日本の英検と似ているのかな?Mitsuki くん: 読む・書く・話す・聞くの4技能を勉強する点は英検と同じです。でも、ケンブリッジ英検のほうが「より自然な英語」を求められる と感じました。 例えば……
ライティング: 英検でもEメール問題はありますが、ケンブリッジ英検ではさらに「ストーリー(物語)を書く問題」があり、より多くの量を書く必要があります(起承転結を意識して、何が起きて、次にどうなって、最後にどうなったかを書く練習をしました)。
リスニング: よりリアルなシチュエーションを注意深く聞き取る必要があります。また、音声はすべてイギリス発音 です。僕の先生(マイク先生)はイギリス人なので、普段から聞き慣れていて理解しやすかったです。
試験の傾向: 英検は文法や単語を猛勉強しないとパスできないような「少し不自然な英語テキスト」が多い印象ですが、ケンブリッジ英検は日常の自然な会話が重視されているのが良いところだと思います。
一番難しかったセクション
マイク先生: どのセクションが一番のチャレンジ(難関)だった?Mitsukiくん: リーディング(読解)です。まだ語彙力(単語の知識)が足りないと感じました。本番ではとにかく問題を注意深く読むように意識しました。これからは、もっと英語の本や記事をたくさん読まないといけないなと思っています。
リアルな「対話」が求められるスピーキングテスト
マイク先生: スピーキングテストはどんな雰囲気だった?Mitsukiくん: まるで「自然な日常会話」のようでした。試験は他の受験者(僕の場合は大人の人でした)とペアになって進みます。 試験官から「写真に写っている女性が海外旅行に行くとしたら、何を持っていくべきだと思う?」というお題を出され、パートナーと2人で意見を出し合いました。お互いにたくさん話して、会話を途切れさせないようにキャッチボールを続けることを意識しました。自分の旅行経験(台湾やイギリスに行ってみたいこと)についても話せて、すごく刺激的な経験になりました。
試験に挑戦して伸びたスキルと、これからの目標
マイク先生: この試験に挑戦したことで、英語力は伸びたと思う?Mitsuki くん: はい!スピーキングとライティングのスキルが確実に上がった と思います。以前よりもスムーズに流暢に話せるようになりました。
マイク先生: マイク先生のレッスンは役に立ったかな?Mitsuki くん: 先生はいつもたくさんの宿題を出して、今何を勉強すべきかを明確に教えてくれました。そのおかげで、自分がやるべきことに集中して取り組むことができました。
マイク先生: 次の大きな目標は?Mitsukiくん: IELTSで「6.0」以上のスコアを取ること です。僕が行きたい大学の入学条件が6.0以上なので、絶対に達成したいです。最後に、これから大きな試験に挑戦する他の生徒のみなさんへメッセージを送るなら、「諦めずに、走り続けよう!(Keep going and never give up.)」と伝えたいです。
マイク先生: 素晴らしいアドバイスをありがとう、Mitsukiくん!IELTS合格に向けて、これからも一緒にがんばろう!
※インタビューは英語で行われました。日本語にまとめて掲載しています。
本物の英語コミュニケーション能力を図れる ケンブリッジ英検
上記のインタビューからも、ケンブリッジ英語検定は、日本で一般的になっている英検やTOEICなどの他の英語試験と比べて、より実践的な「コミュニケーション能力」を測る試験であることがわかります。
その最たる特徴が、受験者2名がペアになり、試験官と向き合う対面形式で行われる「ペア型スピーキング試験」 です。
実際にその場で初めて会った方とペアになり、「さあ、英語でこのテーマについて議論してください」と指示されて瞬時に話し合うのは、真のコミュニケーション能力が試される場面です。これまで「読む」「聞く」といったインプット中心の勉強を積み重ねてきただけでは、どれほど知識があっても合格は極めて難しいでしょう。 ケンブリッジ英検では一番下のレベルである「A2 Key(旧KET)」から最上級の「C2 Proficiency(旧CPE)」にいたるまで、すべてのレベルでペア試験(受験者2名での対面形式)が行われます。
ここが残念!日本での認知がいまいちな理由
ここまで見てみると、すごくよい試験に思えますが、ではなぜケンブリッジ英検はそんなに認知されていないのでしょうか?
英検やTOEICがすでに市場で一定の広がりを見せているから
気軽に受けられるほどの価格設定ではない
受けられる会場と機会が限られている
英検やTOEICはどの街でも受験会場、機会があり、価格的にも気軽に受けられる値段に設定されています。 いっぽうケンブリッジ英検やIELTSなどの英国系テストは価格的にも受験機会も「落ちてもいいから受けてみよう!」と思えるほど気軽なものにはなっていないのが実情です。 受験料が高くチャンスが限られているからこそ、「なんとなく受けてみる」のではなく、万全の準備をして「一発合格を狙う」覚悟で臨むべき試験 です。 もちろん合格がかなわなくても受験のために勉強することが「真の英語力」をつけることにつながるテストだと思います。
しっかりと準備を重ねて挑戦される方を、心から応援したいですね。
ケンブリッジ英検はどこで受験できる?
ケンブリッジ英検は、日本国内にある認定試験センター (河合塾、ブリティッシュ・カウンシル、各地のテストセンターなど)で受けることができます。
北海道で受験するには?
北海道で個人で受験するためには河合塾 で受けられるようです。
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