酪農学園大学 - 記事一覧
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2023.03.24 |
【お知らせ】2023酪農学園大学オープンキャンパスについて
![]() ![]() みなさん、こんにちは! <2023オープンキャンパス(北海道・本学開催)日程> 第1回 7月22日(土)・23日(日) <2023出張オープンキャンパス> [大阪]8月26日(土) <2023ミニ出張オープンキャンパス> [名古屋]5月28日(日) <2023WEBオープンキャンパス> 第1回 5月20日(土)
【参加には事前申込みが必要となります】 *各イベントの詳細(会場・時間等)については、4月下旬頃お知らせします。
≪過去のオープンキャンパスの様子については、以下をご覧ください。≫ *2022年第1回オープンキャンパス(本学開催) *2021年度以前は、こちらからご覧ください。
※パンフレットをクリックすると、大画面になります。 The post 【お知らせ】2023酪農学園大学オープンキャンパスについて first appeared on 酪農学園大学 受験生サイト. The post 【お知らせ】2023酪農学園大学オープンキャンパスについて first appeared on 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群. |
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2023.03.24 |
酪農PLUS+に『未来の酪農家紹介「みどり牧場(北海道中札内村)阿部 翔希さん」』をアップしました
![]() ![]() 酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 4年
酪農学園大学入学のきっかけ本学の附属高校であるとわの森三愛高校に親の勧めで入学しました。高校で酪農に関しての知識や技術などを学び、もっと深く専門的なことを学びたいと思い大学に入学しました。 在学中に力を入れたこと特に力を入れたのは、ゼミ活動です。家畜管理・行動学ゼミに所属し、牛を管理するための経営の仕方や、搾乳ロボットやロータリーロボットで頻回搾乳することで個体乳量を増加できるのか―を研究するため、全国の酪農場を訪問するなどと、積極的にゼミに参加しました。 卒業論文の概要「牛群データに基づく搾乳ロボットの利活用」をテーマに、全国の酪農場に視察に行き、搾乳ロボットのデータを収集し、1台当たりの搾乳回数と出荷乳量の関係などを研究しました。また、牛群単位でのデータ解析とあわせ、個体ごとの情報を乳牛の改良にも関連させて、さらに搾乳ロボットを利活用するための研究をしました。 牧場の概要冠 名:MF 牧場の歴史、特長、取り組みなど(有)みどり牧場は曽祖父の代から酪農を始めて、現在は父が3代目となっています。 経営方針 就農後の目標就農後は、当面は今の経営を維持しながら、将来的には頭数を増やして生乳生産量増加を目指していきたいです。また、私は共進会が好きなので、乳牛改良にも力を入れていきたいと思っていますし、少しでも良い成績を残して地域の酪農の発展に貢献をしたいと考えています。
※阿部さんは酪農学園大学国際交流課が実施する海外農業研修サポートプログラムを利用して、2022年にカナダとアメリカの牧場で酪農実習を行いました。報告書では実習や共進会の様子をたくさんの写真と共に紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。 2022年度 海外農業研修サポートプログラム 報告書 The post 酪農PLUS+に『未来の酪農家紹介「みどり牧場(北海道中札内村)阿部 翔希さん」』をアップしました first appeared on 酪農ジャーナル電子版【酪農PLUS+】. The post 酪農PLUS+に『未来の酪農家紹介「みどり牧場(北海道中札内村)阿部 翔希さん」』をアップしました first appeared on 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群. |
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2023.03.23 |
タイ・カセサート大学受入留学生が学外実習に行きました
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2023.03.22 |
金子正美教授が北海道社会貢献賞を受賞
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本学環境共生学類の金子正美教授(環境GIS研究室)が令和4(2023)年北海道社会貢献賞(北海道知事賞)を受賞しました。 【参考】 ◆2021.03.26「北海道アルバータ酪農科学技術交流協会が北海道社会貢献賞を受賞しました」 The post 金子正美教授が北海道社会貢献賞を受賞 first appeared on 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群. |
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2023.03.22 |
肉牛農場 基本登録で過去最高得点を獲得!! 附属とわの森三愛高校も初めての基本登録で好得点を獲得!!
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2023年2月16日に肉牛農場と附属とわの森三愛高校で黒毛和種の基本登録を受審しました。肉牛農場では日本短角種も受審しました。 肉牛農場肉牛農場では、「みゆう3」(母:ゆう21、勝早桜5‐安福久-平茂勝)が自場過去最高得点の85.6点を獲得しました。「みゆう3」の母である「ゆう21」は2009年生れ12産(総産子数36頭)で、2012年北海道肉用牛共進会経産牛48か月未満1等賞1席を獲得し、肉牛農場の基幹雌牛として活躍しており、現在も妊娠中です。肉牛農場には「ゆう21」の産子5頭が繁殖牛として活躍しており、「みゆう3」は11産目の産子です。また、「ゆう21」の産子の中には、「みゆう3」と同じ組み合わせの受精卵で生産された1頭が、第17回ジェネティクス北海道黒毛和種枝肉共励会(令和2年10月3日)において名誉賞を獲得しています。
「ななせ3」(母:みゅう25、勝早桜5-北平安-美津照重)も83.8点の好得点を獲得しました。「ななせ3」は2022年度北海道肉用牛共進会1部1等賞2席を獲得しました。「ななせ3」も「ゆう21」の家系で、母「みゅう25」(北平安)は「ゆう21」の孫、祖母「りゅう23」(美津照重)は「ゆう21」の娘です。
日本短角種の「あすみ3」(母:あすな31、 辰藤-帝門夢26-桜頼5)も肉牛農場の過去最高得点85.5点を獲得しました。「あすみ3」の祖父「帝門夢26」は肉牛農場で生産した種雄牛です。
肉牛農場からのコメント肉牛農場では教職員の指導の元、学生が中心となり牛群を管理しています。その努力と熱意が少しずつですが結果に結び付いてきていると感じます。コロナ下で行動制限が余儀なくされる中でも一生懸命牛の管理に取り組んだ学生達です。卒業前にこの結果を出すことができ大変嬉しく思っております。
附属とわの森三愛高校附属とわの森三愛高校は、今回、初めて「ちょこ」と「ここあ」の2頭が受審しました。「ちょこ」は84.1点、「ここあ」は 83.7点の好得点を獲得しました。この2頭は第12回全国和牛能力位共進会特別区(高校及び農業大学校の部)への出品を目指して受精卵移植で生産した2頭です。2頭とも、母は「じゃすみん」、父は勝美糸(2代祖:北平安、三代祖:安福久)です。「ちょこ」は北海道最終選抜会に出品しましたが、残念ながら全共に出品することはできませんでした。2頭とも順調に発育し、今回、好得点を獲得することができました。母は「じゃすみん」は肉牛農場生産で「ゆう21」と全姉妹で、肉牛農場の基幹雌牛である「のぶこ21」(2014年北海道肉用牛共進会経産牛48か月未満1等賞3席、総産子数29頭)の娘です。
附属とわの森三愛高校 西川 謙 教諭からのコメント附属高校で本格的に和牛を導入して、初めての審査となりました。日々生徒たちが管理する牛たちが、よい成績を得られて安堵しています。関わって頂いたすべての人たちに感謝申し上げます。まだまだ模索しながらの毎日ですが、牛歩の如く一歩一歩進んで行くことができればと願っています。
【関連記事】 【関連リンク】 The post 肉牛農場 基本登録で過去最高得点を獲得!! 附属とわの森三愛高校も初めての基本登録で好得点を獲得!! first appeared on 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群. |
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2023.03.20 |
本日(3月20日)実施の入学試験は予定通り実施いたします。 【3月20日7:00現在】
![]() ![]() 本日(3月20日)実施の自己推薦入学試験(Ⅲ期)は予定通り実施いたします。 試験室への入室開始時間は8時30分、集合時間は9時30分となっております。 受験する方は、Web出願サイトよりダウンロード、印刷した「デジタル受験票」を必ずご持参ください。 (※受験票には本日朝の検温結果を必ず記入してください。) また、入学試験要項に記載の受験上の注意(入試要項:P12)を改めてご確認ください。 The post 本日(3月20日)実施の入学試験は予定通り実施いたします。 【3月20日7:00現在】 first appeared on 酪農学園大学 受験生サイト. The post 本日(3月20日)実施の入学試験は予定通り実施いたします。 【3月20日7:00現在】 first appeared on 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群. |
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2023.03.16 |
学校法人酪農学園 契約職員の公募
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2023.03.16 |
2022年度学位記授与式を挙行
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酪農学園大学・大学院の2022年度学位記授与式が3月16日(木)、本学健民館2にて行われ、教職員が見守る中、704名が学び舎を巣立ちました。今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、感染防止対策を講じたうえで、学類・研究科別に午前・午後の2部制で行いました。また、プログラムを縮小し、式典の時間を短縮して実施いたしました。 学長の式辞堂地学長は式辞の中で、「私たち酪農学園大学には、膨大な研究業績の蓄積があります。酪農学園大学の叡智を集めて、現在、日本や世界で起きているさまざまな問題の解決と、新たに進むべき道を示すことができると考えています。新型コロナウイルスに翻弄され、各地で争いが起こっている今、私たち酪農学園大学は『三愛主義』『健土健民』の建学の精神を広く伝えなければならないのです。そのことが私たち酪農学園大学の使命でもあります。今日、学び舎を後にする卒業生の皆さんも、ぜひ、酪農学園大学の建学の精神を、今日、あらためて思い起こし、これからも心に止めておいていただきたいと思います」と、はなむけの言葉を述べました。 証詞
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循環農学類 | 第9回卒業生 | 236名 |
食と健康学類 | 第9回卒業生 | 132名 |
環境共生学類 | 第9回卒業生 | 115名 |
獣医学群
獣医学類 | 第7回卒業生 | 135名 |
獣医保健看護学類 | 第9回卒業生 | 64名 |
大学院 酪農学研究科
酪農学専攻修士課程 | 第50回修了生 | 14名 |
食品栄養科学専攻修士課程 | 第25回修了生 | 2名 |
食生産利用科学専攻博士課程 | 第28回修了生 | 1名 |
大学院 獣医学研究科
獣医学専攻博士課程 | 第48回修了生 | 3名 |
獣医保健看護学類専攻修士課程 | 第5回修了生 | 2名 |
【参考】
◆2022.03.17「2021年度学位記授与式を挙行」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/20759.html
◆2021.03.18「2020年度学位記授与式を挙行」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/13940.html
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農食環境学群483名、獣医学群199名、大学合計682名、酪農学研究科17名、獣医学研究科5名、大学院合計22名、合計704名の学位記を授与される皆さん、おめでとうございます。
卒業生の皆さん、晴れて今日の日を迎えられたことに、酪農学園大学教職員を代表して、心よりお祝い申し上げます。今日までの長い間、皆さんの学業と研究を支えてこられた、ご家族、関係者の皆様のご苦労に対し、敬意と感謝の意を表します。
本日、ここに谷山理事長をはじめ、西田常務理事、清澤附属とわの森三愛高等学校長、野酪農学園同窓会校友会会長のご臨席を賜り、学位記授与式を挙行することができました。また、本年は、新型コロナウイルス感染者が減少したことにより、卒業生のご家族の方1名に限り出席していただく事にいたしました。本来であれば多くのご来賓や卒業生のご家族、関係者にご出席いただきたいところでありますが、新型コロナウイルス感染症の心配がまだ残っていることから、昨年同様に時間を短縮して、学位記授与式を行うことといたしました。卒業生の皆様、ご家族、関係者の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。今日が皆様の良い想い出として、長く記憶に残ることを願っております。
さて、皆さんが本学で過ごした4年あるいは6年の間には、いろいろな出来事がありました。
今年は東日本大震災が発生してから12年目を迎えます。未だ完全に復興していない所もあり、ご苦労されている方が多くおられます。一日も早い復興を心より願っております。また、2月6日には、トルコ南部のシリア国境近くでマグニチュード7.8の大地震が発生しました。甚大な被害状況に胸を痛めた方も多かったことと思います。私たち酪農学園は、被災者の方々に少しでも寄り添いたいという想いから、募金活動を行いました。被災された方々の心が少しでも癒され、一日も早く穏やかな日が戻ることを心より願っております。
2020年2月から新型コロナウイルス感染症が急拡大し、世界中がパンデミック状態になりました。学生の皆さんが安全で健康に学生生活を送れるように、私たち教職員は一丸となり、あらゆる面からの検討を行い、感染防止対策を実行して参りました。皆さんには、様々な行動制限をお願いすることとなり、不自由な日々を長い間、強いることになりました。この間の皆さんの努力に心より敬意を表するとともに、感謝いたします。また、全教職員の皆様にも感謝を申し上げます。
世界は、ウィズコロナからポストコロナへと行動様式が移ろうとしていますが、様々な課題を抱えています。新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、労働力不足や物流の停滞などが起こり、その影響は未だに尾を引いています。また、昨年2月に突如始まったロシアによるウクライナ侵攻は、世界の食料供給に大きな影響を与えました。結果的に、自国優先や食料の囲い込みなどが進み、フードショックという言葉も使われるようになりました。食料の安全保障ということが、頻繁に話題に上るようになりました。これまで、わが国の食料自給率の向上については、事ある度に重要課題として語られてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大とウクライナ問題が発生したことにより、食料問題は、これまでとは次元の異なる問題になったと思います。また、現在、畜産農家は飼料費、燃料・資材費等の急激な高騰により、経営危機にあることを、皆さんも報道等で知っていると思います。畜産に限らず、水田、畑作農家も同様に、これまで経験したことのない、厳しい状況に置かれています。
国連は世界の人口は、2022年11月に80億人に達すると発表しました。一方で、最大8億人もの人々が飢餓に苦しんでいると言われています。このような食料危機は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響の他に、各地で起きている紛争、気候変動に起因する集中豪雨、干ばつなど、頻発する自然災害が影響していると考えられています。
このような時こそ、酪農学園大学の果たす役割は大きいと思います。
本学の創設者 黒澤酉蔵先生をはじめとする先達たちは、冷害に疲弊する農民救済に奔走しました。今こそ、もう一度、黒澤酉蔵先生と同志たちが、何に突き動かされて、様々な困難に挑んでいったのか、考えるべき時ではないかと思います。黒澤酉蔵先生は、田中正造翁に師事して、足尾鉱毒に苦しむ農民救済に奔走した“他者のために生きる”という精神を形成し、デンマークをルーツとする「三愛主義」の考えに辿り着いたのではないかと思います。
黒澤酉蔵先生や先達たちが、私たちに教える建学の精神「三愛主義」「循環農法」は、「誰一人取り残さない」持続可能な世界をめざす開発目標であるSDGsにも通じた考えです。私は、本学の建学の精神は、今まさに世界が必要とし、そして、酪農学園大学で学んだ皆さんを、社会や世界が必要としていると確信しています。
私たち酪農学園大学には、膨大な研究業績の蓄積があります。酪農学園大学の叡智を集めて、現在、日本や世界で起きている様々な問題の解決と、新たに進むべき道を示すことができると考えています。新型コロナウイルスに翻弄され、各地で争いが起こっている今、私たち酪農学園大学は「三愛主義」「健土健民」の建学の精神を広く伝えなければならないのです。そのことが私たち酪農学園大学の使命でもあります。
今日、学び舎を後にする卒業生の皆さんも、ぜひ、酪農学園大学の建学の精神を、今日、あらためて思い起こし、これからも心に止めておいて頂きたいと思います。
デジタルトランスフォーメーションの進歩により、私たちの生活は大きく様変わりし、便利で豊かな社会になることが期待されています。デジタルトランスフォーメーションの最先端を走る情報通信技術の企業では、リモートワークやワーケーションなどの新しい働き方を薦め、生活スタイルが大きく変わろうとしています。しかし、リモートワークにストレスを感じる人も増えてきており、一部の企業では対面での仕事に戻そうとする動きもあります。私は、さまざまな課題を抱える現在の社会にあっては、必ず、豊かな人と人との繋がりが大切であり、そのことを実感する人も増えるのではないかと考えています。これからの社会においても、本学の建学の精神に基づく教えが、皆さんの支えになると信じています。
むすびに、皆さんが心身ともに健康で、目標に向かって飛躍し、そして、このキャンパスに機会ある度に帰ってきてくれる日を楽しみにしております。
ご卒業おめでとうございます。
2023年3月16日
酪農学園大学
学長 堂地 修
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NEWS NO.69(2022年度)
農食環境学群×附属とわの森三愛高校
「第2回高大共同研究成果発表会」を開催
本学農食環境学群と附属とわの森三愛高校との高大一貫教育の連携強化を目的とした共同研究成果発表会が3月9日に、ハイブリット形式で行われ、約130名(オンライン参加約30名、学生ホール来場教職員約100名)が参加しました。今回は昨年の4件を上回る5件の研究発表となりました。
北岡光彦副学長の司会進行の下、園田高広学群長の主催者あいさつ、研究成果発表、質疑応答と続き、最後に清澤城次校長が講評を述べました。
(1)循環農学類×農場教育
●循環農学類 岡本 吉弘准教授(植物育種学研究室)、附属高校農場長 西川 謙教諭、アグリクリエイト科機農コース 松田 直也教諭
アグリクリエイト科機農コース1年 朝場 敬人さん、植竹 真美さん、神棒 楓さん、内藤 晃希さん、廣谷 花衣さん
発表課題:「FEDREC水田内の 生育の違いが 水稲品種「ななつぼし」の収量と品質 におよぼす 影響
研究目的:高大一貫教育の実現に向けた取り組みとして、農業高校教科書『作物』の 第 3章イネ2栽培管理3品質と高価値化および 4生育と収量の診断の部分における実習コンテンツの確立と授業実践を試みる.
研究概要:2021年度 において 水田 西 側 (ソフトボールグラウンド側)の水稲 の草丈 が 水田東側(牧草地側)のそれに比べて 高かった .一筆水田内での 生育の違い はイネの草型に影響し,収量や品質にも影響を与える可能性がある。そこで、 2022 年度では西側と東側の水稲の収量調査と玄米品質調査を実施し、両者の違いの有無を明らかにする。 また、 この調査を通じて、収量構成要素への理解を深める実習コンテンツ の作成を目指す。 なお、生徒が実習中に収量調査を実施する。
(2)循環農学類×総合進学コース
●循環農学類 正木 卓准教授(農食法制度論研究室) 、毛利 泰大講師(統計学研究室)、井上 誠司教授(農業政策学研究室)
普通科総合進学コース 伊藤 俊文教諭、普通科総合進学コース(総合進学クラス)2年及川 遥さん、木村 恒大さん
発表課題:「酪農学園の取り組みに関する調査~江別市内中高生を対象として~」
研究目的:大学が所在する江別市の住民、中でもこれから受験を控える中学生および高校生が、本学園やその各種取組(教育・研究・地域貢献)をどの程度認知し、何を期待しているのかを明らかにするとともに、それらを具現化するための課題について解明する。
研究概要:市内中学生および高校生の本学に対する認識ならびに期待の度合いを探るため、中学校、高校生を対象に意識調査を実施する。具体的には、生徒へのアンケート調査の実施、さらに教員へのヒアリング調査を行う。また、地域内の様々な要請に応え、地域振興を果たしている学校でヒアリング調査を行い、その成功の要因を検証する。
(3)食と健康学類×フードクリエイトコース
●金田 勇教授(食と健康学類 食品物性学研究室)、 川端 庸平准教授(食と健康学類 食品物理化学研究室)
普通科フードクリエートコース長 家山 麻希教諭、普通科フードクリエイトコース2年半田 唄さん、布施 鈴葉さん、和田 結月さん
発表課題:「卵白加熱処理がメレンゲの物性に及ぼす影響」
研究目的:卵白を加熱処理することによりメレンゲの力学物性がどのように変化するかを定量的に評価する。
研究概要:卵白を湯煎しながら起泡させるスイスメレンゲは一般的なフレンチメレンゲよりも「硬い」泡ができるがそのメカニズムは明らかではない。本研究では様々な加熱条件で処理した卵白でメレンゲを調製し、その力学物性を測定し、加熱処理と泡の硬さの相関を定量的に評価する。
(4)食と健康学類×フードクリエイトコース
●食と健康学類 竹田 保之教授(乳製品製造学研究室)、栃原 孝志講師(乳製品製造学研究室)、普通科フードクリエートコース長 家山 麻希教諭
食と健康学類4年山中 樹さん、普通科フードクリエイトコース2年梅原 彪雅さん
発表課題:「おいしい牛乳の定義は?牛乳の香りと成分の関係についての 探究」
研究目的:酪農学園では健土健民牛乳を実習産物として製造販売している。牛乳のおいしさとは何なのか、牛乳の加熱方法による乳成分の変化を調査する。
研究概要:以下の1ないしは複数を調査する。
①市販されている牛乳(健土健民牛乳を含む)について、高校生を対象とした嗜好性調査を行い、市販乳の嗜好傾向を探る。
②本学の生乳を原料として異なる殺菌条件処理で作った牛乳で同様の嗜好性検査を行う。
③嗜好性と乳の成分についての関連を既報で調査を行い、さらに本学や外部検査機関においてデータの解析を行う。また、エサと乳の風味についての関 連も調査する。
(5)環境共生学類×総合進学コース
●環境共生学類 松山 周平准教授(環境植物学研究室)、普通科総合進学コース長 真田 昭好教諭
普通科総合進学コース(総合進学クラス)2年 髙木 國廣さん、比留間 渚さん、安部 萌芽さん
発表課題:「酪農学園周辺に見られるアポミクシス性 外来植物の生態に関する研究」
研究目的:酪農学園周辺(野幌森林公園含む)に侵入している アポミクシス性 外来植物の分布と生育特性を明らかにする。
研究概要:外来植物の中には アポミクシスによって 主に無性的に繁殖する種 が ある 。これら がいかにして環境に適応し、分布を拡大してきたかはよくわかっていない。アポミクシス性外来植物 の遺伝的多様性や生育特性を ある程度 限られた 範囲で 調べる
ことで、 局所的な分布拡大過程を推測できる。そこで、学園周辺 複数箇所 で アポミクシス性外来種のコウリンタンポポ、ハイコウリンタンポポを採取し、発芽 ・生育 特性、 ISSR 多型を調べる。
【参考】関連記事
◆2022.03.23「本学農食環境学群と附属とわの森三愛高校との共同研究成果発表会を開催」
https://www.rakuno.ac.jp/archives/20825.html
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