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酪農学園大学 - 記事一覧


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発行日時 見出し
2025.12.03 【長期留学】アメリカ・フィンドレー大学ベケット奨学金派遣学生募集について 【長期留学】アメリカ・フィンドレー大学ベケット奨学金派遣学生募集についてへの外部リンク
2025.12.02 カナダ・アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 2025年9月 カナダ・アルバータ大学夏季研修プログラム 報告書 2025年9月への外部リンク
2025.12.02 年末年始休業のお知らせ 年末年始休業のお知らせへの外部リンク +

平素より本学の教育・研究活動にご協力賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、下記期間におきましては、業務を休業とさせていただきます。

 【窓口休業期間】2025年12月26日(金)~2026年1月6日(火)

 【証明書発行サービス(Web申請・初回利用申請)対応の休止期間】※詳細は下記をご参照ください
  2025年12月25日(木)10:00まで受付 ~ 2026年1月6日(火)

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
2026年1月7日(水)より、通常どおり業務を再開いたします。

そのほか、各ホームページにてご確認ください。
 ◆附属動物医療センター https://amc.rakuno.ac.jp/
 ◆附属図書館      https://library-2.rakuno.ac.jp/

 

【証明書発行サービス(Web申請・初回利用申請)対応の休止について】
 年末年始休業期間は証明書の発行業務を停止いたします。また、システムメンテナンスに伴うサービス停止が発生する場合があること予めご了承ください。

 ●年末年始休業期間前の「Web申請」の受付は12月25日(木)10:00まで となります。
 ・郵送発行の場合は 発行申請および料金の決済を完了していただく必要がございます。
 ・「初回利用申請」のご本人確認に時間がかかる場合がありますので早めの手続きをお願いいたします。
 ・交付に日数がかかる証明書(英文証明書、資格関係など)は12月12日(金)までに申請してください。

 ●交付に日数がかかる証明書については、休業期間・休日は対応日に含まれませんのでご注意ください。

 ●証明書発行には事前に必要事項の確認が必要となるものもございます。
  年末年始休業期間前に必要事項の確認等ができない場合は2026年1月7日(水)以降の対応となります。
 恐れ入りますが、日程に余裕をもって申請いただくようお願いいたします。

【窓口における各種証明書の申込みについて】
 年末年始の休業期間は証明書の発行業務を停止いたします。
 ●即日発行が可能な証明書は、年内最終日12月25日(木)13:00まで窓口にて対応します。
  それ以外の証明書や不備がある場合は、年明け2026年1月7日(水)以降の対応となります。

 お問い合わせ先 〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地
 酪農学園大学 教育センター教務課 証明書係
 TEL:011-388-4125(直通) https://www.rakuno.ac.jp/life/certificate.html

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2025.11.28 【北海道新聞】江別の未来へ学生意見 市長と初懇談「マチ良くなれば」(獣医学類 本村 陸さん・循環農学類 坂本 篤志さん)) 【北海道新聞】江別の未来へ学生意見 市長と初懇談「マチ良くなれば」(獣医学類 本村 陸さん・循環農学類 坂本 篤志さん))への外部リンク +

2025年11月22日(土)の北海道新聞(江別)14面にて、本学獣医学類本村陸さんと循環農学類坂本篤志さんが江別の未来について話し合う懇談会に参加した様子が掲載されました。本村さんは懇談会後のコメントも掲載されています。

北海道新聞社許諾D2511-2605-00030624


【関連】
◆獣医学類
https://www.rakuno.ac.jp/department/veterinaryclass.html

◆江別市
https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/

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2025.11.28 酪農学園大学ワイン2025の完売について【御礼】 酪農学園大学ワイン2025の完売について【御礼】への外部リンク +

酪農学園大学ワイン2025の完売について【御礼】

酪農学園大学オリジナルワイン2025は、2025年11月28日(金)をもって完売となりました。お買い上げいただきました皆さま、ありがとうございました。
なお、2026年ヴィンテージは、2026年11月頃の販売を予定しております。(2025年11月28日更新)


2025.11.17

本学と北海道ワイン株式会社との包括連携協定に基づき、今年も北海道ワイン株式会社から「酪農学園大学ワイン2025」が発売されます。昨年と同じく「やや甘口」となり、一般の方々にもご購入いただけます。お申し込みやお問い合わせにつきましては、製造・販売元となる北海道ワイン株式会社までお願いいたします。

●ワイン購入について

 

 

  • 酪農学園大学ワインは1本1,925円(税込)です。
  • ロゼ・やや甘口 720mlとなります。

●お申込み方法
北海道ワイン株式会社 公式オンラインショップにてご注文を受け付けます。
お申込みは北海道ワイン株式会社 公式オンラインショップのみとなります。
以下サイトよりお申込みください。
https://www.hokkaidowine.shop/view/item/000000000380

お問い合わせに関しても、オンラインショップより承ります。

・お支払方法は、①代金引換、②事前振込、③クレジットカード決済、④NP後払いをご利用いただけます。
https://www.hokkaidowine.shop/view/guide
・限定1,000本となっています。無くなり次第終了となります。
・お届けに際しては、別途送料がかかります。
・ご購入時、カタログコード入力欄に『RGU_』と入力をお願いします。

送料の規定は以下サイトからご確認ください。
https://www.hokkaidowine.shop/view/guide

・出荷日について
ご注文確定メール送信後、順次発送となります。(土日祝、年末年始休業)
事前振込みの場合、ご注文確定メールで案内している金額をお振込いただき
振込確認後に出荷となります。

【ご注文・配送に関するお問い合わせ】
北海道ワイン株式会社 TEL:0134-34-2181
または、同社公式オンラインショップ「お問い合わせ」よりお願いします。



【参考】関連記事
◆2024.11.28 酪農学園大学ワイン2024完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/35297.html

◆2023.11.29 酪農学園大学ワイン2023完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/30587.html
◆2022.12.05 酪農学園大学ワイン2022完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/25339.html
◆2021.12.07 酪農学園大学ワイン2021完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/18745.html
◆2021.02.26 【全私学新聞】サークルで育てたブドウのワイン/原料に赤ビートやホエイ 大学内で進む独自の酒造り(食と健康学類 山口昭弘教授、阿部茂教授、ワインサークルROWP)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/13666.html
◆2020.11.27 酪農学園大学ワイン2020完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/12408.html
◆2019.12.02 酪農学園大学ワイン2019完成報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/7046.html
【参考】関連ページ
◇ワインサークル“ROWP”
https://www.rakuno.ac.jp/archives/club/1876.html

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2025.11.27 【まんまる新聞】ワインサークルROWPがブドウを管理・生産し、ラベルもデザイン 酪農学園大学オリジナルワイン 【まんまる新聞】ワインサークルROWPがブドウを管理・生産し、ラベルもデザイン 酪農学園大学オリジナルワインへの外部リンク +

2025年11月28日(金)のまんまる新聞1面に、酪農学園大学オリジナルワインが完成して発売された記事が掲載されました。


【関連】
◆まんまる新聞(11月28日号)
 https://manmaru-sinbun.com/epaper/251128/

◆ワインサークル“ROWP”
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/club/1876.html

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2025.11.27 本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年10月) 本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年10月)への外部リンク +

NEWS NO.93(2025年度)

本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年10月)

本学への興味関心や目的を持ち、訪問先として選択し見学に来てくれた中学校・高校・団体をご紹介します。

10月21日(火)北海道旭川南高等学校
3年生38名が本学へ見学に来てくれました。はじめに食と健康学類木村宣哉准教授(公衆栄養学研究室)から食と健康学類管理栄養士コースの特徴について紹介いただきました。続いて、「管理栄養士が高校生に教えたい!栄養と健康のはなし」をテーマに同学類小林道教授(給食栄養管理研究室)による模擬講義を聴講しました。その後、3グループに分かれて施設見学を行いました。調理実習室は同学類杉村留美子准教授(栄養教育学研究室)が調理実習での様子を写真を見ながらお話しくださり、生化学実験室では同学類大谷克城教授(臨床栄養学研究室)が実際に落花生を見ながら栄養についてお話しくださり、本学の官能検査室についても施設見学しながらご説明くださいました。また、同学類山口太一教授(食・健康スポーツ科学研究室)では、実際に学生が血糖値の測定を行っている様子を見学しました。最後に、北海道旭川南高等学校卒業生の食と健康学類 管理栄養士コース4年生新江舞子さん(公衆栄養学研究室)から、「酪農学園大学は困ったことがあったら、先生や職員が助けてくれる大学です。また管理栄養士コースは国家試験に対するサポートが手厚い大学です。」と本学の魅力を母校のみなさんへ伝えてくれました。






10月22日(水)北海道千歳高等学校

1年生37名が本学へ見学へ来てくれました。環境共生学類伊吾田宏正准教授(狩猟管理学研究室)によるシカに関する模擬講義を聴講しました。シカをはじめとする野生動物による被害や対策などのお話に対して熱心にメモをとりながら聴講していました。その後、環境共生学類で使用しているB4号館第1実験室を見学しました。入口にある剥製や実験室にあるシャチの骨標本などを、皆さん驚きとともに興味深く観察されていました。また、野生動物の毛皮や骨標本を見ながらの説明にも熱心に耳を傾けていました。



10月23日(木)江別市立江別第二中学校

1年生5名が本学に自分たちだけで公共交通機関を利用して見学に来てくれました。総合的な学習の時間で「江別市とSDGs」について調べることを目的として、本学循環農学類小八重善裕教授(作物栄養学研究室)から「酪農とSDGs」についてお話しいただきました。お話の後に、酪農学園フィールド教育研究センター作物生産ステーションへ移動し山口剛典技師とともに、圃場で落花生の収穫体験を行いました。そして、収穫した落花生を茹でて試食も行いました。初めて食べる生落花生のおいしさに皆さん驚いていました。その後、酪農生産ステーションでは哺育舎やフリーストール牛舎、繋ぎ飼い牛舎等を見学して回り、本学のたくさんの牛を間近で見学していただきました。




10月24日(金)福島県農業総合センター農業短期大学校

県外研修として3名の生徒さんが本学の酪農における循環型農業の取組について学ぶという目的を持ち、見学に来てくれました。酪農学園フィールド教育研究センター酪農生産ステーションでは繋ぎ飼い牛舎やフリーストール牛舎、哺育舎、バイオガスプラントを見学して回りました。本学の牛や牛舎への興味・関心が高く、どの見学施設でも熱心にメモを取りながら見学していただきました。日頃から牛と接することが多いとのことで、本学の牛ともたくさん触れ合いながら見学していただきました。





10月30日(木)JA北海道中央会旭川支所

9名の宗谷地区JA監事と事務局の方が宗谷地区農協監事視察研修として、酪農学園フィールド教育研究センター酪農生産ステーションへ見学に来ていただきました。髙橋俊彦副学長に説明いただきながら繋ぎ飼い牛舎やフリーストール牛舎、哺育舎を見学して回りました。牛舎見学後は、本学の沿革や取り組みについて、これから始まる新牛舎建設についてお話しさせていただきました。





今年度も5月から10月までの間に多くの中学校・高等学校・各種団体の皆さんに本学へお越しいただきまして、ありがとうございました。この見学を通して、本学の魅力を多くの方へお伝えすることが出来ましたら、皆さんと関われた教職員一同大変嬉しく思います。本学の教育・研究への興味関心が深まるきっかけとなれば幸いです。次年度は、牛舎の新築もありますので、さらに多くの皆様と見学でお会いできることを楽しみにしております。


11月から4月までは見学受付期間対象外となります。来年の5月から見学対応を再開させていただきますので、皆様のお越しをお待ちしております。
学校見学に来ていただいている方々へ素敵な挨拶をしてくれる在学生の皆さん、見学の方からの質問に丁寧に対応してくれる在学生の皆さん、ありがとうございました。来年も多くの方が見学に来てくれると思いますので、素敵な対応をよろしくお願いいたします。


【参考】
見学について
https://www.rakuno.ac.jp/information/fieldtrip.html

【関連】
◆本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年9月)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/40737.html

◆本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年8月)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/40402.html

◆本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年7月)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/39788.html

◆本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年6月)

https://www.rakuno.ac.jp/archives/38910.html
◆本学の学校見学を実施した学校紹介(2025年5月)
https://www.rakuno.ac.jp/archives/38392.html

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2025.11.27 2025年度 学内共同研究成果報告会を開催 2025年度 学内共同研究成果報告会を開催への外部リンク +

NEWS NO.92(2025年度)

2025年度 学内共同研究成果報告会を開催

本学で行われている共同研究の成果報告会が、11月18日、19日、21日、25日の4日間にわたり、C1号館ならびに学生サービスセンター1階会議室Aを会場として開催されました。報告会では、佐藤喜和酪農学研究科長および山下和人獣医学研究科長の司会進行のもと、各研究の概要と成果が報告され、その後、活発な質疑応答が行われました。

■11月18日(火)
1.獣医学類 中村 達朗 准教授(獣医薬理学ユニット)
  研究テーマ:「花粉関連食物アレルギー症候群の発症機構と有病率の検討」

2.獣医学類 守屋 大樹 講師(獣医生理学ユニット)
  研究テーマ:「点眼免疫時の鳥類ハーダー腺細胞動態と全身免疫応答の関連解明」

■11月19日(水)
1.獣医学類 福森 理加 准教授(ハードヘルス学ユニット)
        研究テーマ:「乳牛の乾乳期におけるエピジェネティクス調節に関する研究」

2.獣医学類 田村 昌大 講師(伴侶動物内科学ユニット)
        研究テーマ: 「免疫関連因子に着目した猫伝染性腹膜炎の病態解析およびバイオマーカーの探索」

■11月21日(金)
1.国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 松山 亮太 氏
  (~2025.3 本学獣医学類 講師)
  「野生動物感染症が宿主個体群に与える影響の監視システムの開発」(オンラインでの発表)

■11月25日(火)
1.獣医学類 髙橋 直紀 講師(獣医解剖学ユニット)
        研究テーマ:「腱の立体構造から解き明かすコラーゲン細線維と糖鎖の相互作用」

2.食と健康学類 小泉 次郎 講師(農産資源科学研究室)
        研究テーマ: 「組み換え大腸菌による藻類カロテンヒドロキシラーゼ機能の解明」

佐藤喜和酪農学研究科長

山下和人獣医学研究科長



【関連】
◆
2024年度 学内共同研究成果報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/35220.html
◆2023年度 学内共同研究成果報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/30867.html
◆2022年度 学内共同研究成果報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/23471.html
◆2021年度 学内共同研究成果報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/17941.html
◆2020年度 学内共同研究成果報告会を開催
https://www.rakuno.ac.jp/archives/11898.html

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2025.11.27 2025年度 カナダ留学プログラム報告会(アルバータ協会奨学金受給者)を行いました 2025年度 カナダ留学プログラム報告会(アルバータ協会奨学金受給者)を行いましたへの外部リンク
2025.11.26 「One Health」視点で学ぶSFTS対策セミナーを開催 「One Health」視点で学ぶSFTS対策セミナーを開催への外部リンク +

NEWS No.91(2025年度)
「One Health」視点で学ぶSFTS対策セミナーを開催

2025年11月24日(月)、酪農学園大学獣医学群は、公益社団法人北海道獣医師会およびNDTS株式会社の共催により、「SFTS対策セミナー ~人・動物・地域を守るために~」を本学附属動物医療センター(臨床獣医学教育研究棟3階vetOSCE室)にて開催しました。


重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、ダニが媒介するウイルス感染症で、人では致死率が10~30%と高く、西日本から東日本へと感染が拡大しています。ネコやイヌにも感染し、飼い主や診療にあたる獣医師にも感染する可能性があるため、動物と人の双方で注意が必要です。2025年8月には北海道内で人の感染が確認され、道内における対策の重要性が高まっています。本セミナーは、11月17日に北海道獣医師会と本学が締結した包括連携協定の記念事業として開催されたもので、学生や教職員、道内の獣医師会会員など100名以上が参加し、SFTSへの理解を深めました。

開会挨拶
冒頭に開会挨拶として、酪農学園大学獣医学群長の山下和人教授より、「SFTS対策を機に北海道獣医師会と酪農学園大学は包括連携協定を締結しました。SFTSへの迅速な対応と国内の先進事例を学ぶため、本日は宮崎大学から2名の講師をお招きしています。本学のEAEVE認証を受けた動物医療センターの機能も生かし、北海道の獣医師の皆さまを力強くサポートしていける契機となれば幸いです」と述べました。

酪農学園大学 獣医学群 山下和人 学群長


講演1:SFTSの疫学と地域発生状況(2020-2025)
続いて、宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター副センター長の岡林環樹教授が「SFTSの疫学と地域発生状況(2020–2025)」をテーマに講演しました。SFTS研究の第一人者である岡林教授は、国内外の発生状況や具体的な事例、感染メカニズムを踏まえながら、現在の防疫体制の課題と対応の方向性について分かりやすく解説されました。

宮崎大学 農学部獣医学科 岡林環樹 教授(宮崎大学産業動物リサーチセンター 副センター長)

講演の様子


講演2:犬猫症例から学ぶSFTSの治療対応
次に、宮崎大学附属動物病院の金子泰之准教授が「犬猫症例から学ぶSFTSの治療対応」と題して講演しました。SFTS症例が多い宮崎県での豊富な臨床経験を基に、発症時の判断基準や感染防御のポイント、治療経過・入院管理の実際など、現場で求められる具体的な対応について詳しく紹介されました。


宮崎大学 農学部獣医学科 附属動物病院 金子泰之 准教授

講演の様子



講演3:SFTS動物感染症対策における酪農学園大学の取組み
本学からは、「北海道SFTS対策・研究プロジェクト実務チーム」のチーム長である獣医学群獣医学類の萩原克郎教授(獣医ウイルス学ユニット)が「SFTS動物感染症対策における酪農学園大学の取組み」について紹介しました。本学と北海道獣医師会が連携して整備を進めているSFTSの疑いのある動物の検査対応フローや、SFTS対策・研究プロジェクト実務チームの組織体制、感染動物隔離施設の活用など、現時点における本学の受入体制について報告しました。


酪農学園大学 獣医学群獣医学類 萩原克郎 教授(北海道SFTS対策・研究プロジェクト実務チーム チーム長)



関連企業からのメッセージ
また、SFTS対策では疑い症例の早期検査が重要であることが、岡林教授・金子准教授の講演からも強調されたことを受け、NDTS株式会社 代表取締役CEOの井上博紀氏からは、同社の「SFTSウイルス遺伝子分析サービス」について説明がありました。さらに、検体採取までのタイムロスを減らすための取り組みについても説明されました。

NDTS株式会社 代表取締役CEO  井上博紀 氏



閉会挨拶
最後に、北海道獣医師会 田村豊会長より閉会挨拶があり、「北海道での発生に備え、北海道獣医師会と酪農学園大学は包括連携協定を締結し、その最初の取り組みとして本セミナーを開催しました。SFTS対応に精通した宮崎大学のお二人の実践的なお話が、今後の現場での活動に役立てば幸いです。今後も協定に基づき最新の情報を関係者の皆様と共有しながら、地域の皆さまに貢献していきたいと考えています。本日の開催にご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます」と述べました。

北海道獣医師会 田村 豊 会長



本学はこれからも北海道獣医師会と連携し、SFTSをはじめとする人獣共通感染症への理解促進と対応力の強化に努めてまいります。また、「One Health」の理念のもと、地域の獣医療と公衆衛生の向上に寄与する取り組みを継続して進めていきます。






【参考】関連記事
◆2025.11.19酪農学園大学と北海道獣医師会が包括連携協定を締結
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/41484.html


【参考】関連ページ
◆公益社団法人北海道獣医師会
 https://www.hokkaido-juishikai.jp/ 

◆NDTS株式会社
 https://www.ndts.co.jp/

◆酪農学園大学獣医学群獣医学類
 https://www.rakuno.ac.jp/department/veterinaryclass.html

◆獣医学類 萩原 克郎 教授(獣医ウイルス学ユニット)
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9429.html

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