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数日前、デジタル目覚まし時計の表示が完全にイッてしまっていた。
24年に買った CITIZEN のものだ。
24年といっても、今年の2024年ではない。平成24年こと西暦2012年だ。
帯広に転勤になって、藤丸百貨店の中に入っていた「石岡時計店」で買った。
石岡時計店は帯広に本社がある道東地方に店舗展開している時計や宝石の店。
まったくもって安売りなどせず、定価販売(の印象が私には強い)。本来ならヨドバシとかで買うところだが、このときは転勤してすぐにお寝坊して遅刻したらたいへんと、3,000円か4,000円払って買った。へえ、このシチズンの時計の発売元ってリズム時計(株)なんだ、といまさらながらに知る。
石岡時計店に限らないが、東急や大丸などの百貨店で正価で売られている腕時計などを買う人ってどれくらいいるのだろう。札幌東急百貨店の場合なら、いまや同じ建物内にビックカメラがあるわけだし。私には世の中のからくりがよくわからん。
イッてしまった目覚まし時計だが、上部に太陽電池がついている。明るい場所ではこの太陽電池を電源とし、暗いところではリチウム電池で動く仕組みだ。なので、しばらくお天道様に時計を当てて充電するか、あるいはリチウム電池を交換すればよいと思った。
ところが、いざ説明書を読むと、
・ 光発電による内蔵電池への充電は行ないません
・ 内蔵電池の交換は素人が行なうな
と書いてあり、内蔵電池の寿命は6年以上ということだった。やれやれ、12年ももったってことか。逆によく頑張ってくれたってことだ。
ヨドバシあるある!
火曜日に、外勤ついでにヨドバシカメラ(マルチメディア札幌)に行った。
コンパクトながらも情報量が多い CASIO のデジタル目覚まし時計が私の目をひいた。
どの色にしようかなぁ……。歳もとってきたので周囲の雰囲気だけでも明るくするのにピンクなんかにしちゃおうかなぁ。そんなふうに迷っているときに、ふと「待てよ。一応、ドットコムでの値段も調べてみよう」と、その場でスマホで調べてみた。
すると、ヨドバシ.com での価格は、ホワイトが店頭価格と同じ2,170円だがピンクとブルーは1,900円。シルバーにいたっては1,500円ではないか!となれば、歳に関係なくシルバーだ。いや、歳だからシルバーだ。
店頭価格と .com の価格が違うのは「ヨドバシ、あるある」なのだが、シルバーをレジに持って行けば自動的に1,500円という価格になるのか、それともそうでないのかはわからない。近くに店員さんがいたら尋ねるところだが、あいにく他の接客で私の安っぽい悩みについて相談に乗ってくれそうにない。本来なら配送による地球環境への影響を抑えるため、ここの店頭で買いたいところだが、いったん会社に戻ることにした。
そして、会社で仕事の合間を縫って-いや合間を縫うほど仕事はないのだが-昼前にシルバーをヨドバシ.comで注文。翌日の午前中には(在宅勤務中の)私の元に届いた。
いつもセットした時間に目覚まし時計が鳴る前に目が覚める私だが、やっぱり目覚まし時計がないと不安。これで数日間抱えていた不安が解消された。
なお、力尽きた目覚まし時計の方は、私によって背面4カ所のビスを外され、なかから電池を取り出され、先週の「燃やせないゴミ」の収集日に出された(電池は本日の「危険ゴミ」)。
♪ 今日の一曲 ♪ J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「
目覚めよ,と呼ぶ声あり(Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV.645。
オルガン曲「
さまざまな手法による6つのコラール(6 Chorale von verschiedener Art)(シュープラー・コラール集 Schubler-Chorale)」BWV.645-650(1748/49刊)の第1曲。