11月なのに大雪警報って?
おとといの朝。
「はぁ?

」って不機嫌な顔で言いたくなるほど、雪が降っていた。
運悪く、この日は出社日。
通勤のために外へ出ると、積雪量は思った以上。
しかも、まだこの時期なので、車道も歩道も市の除雪は入っていない。
けもの道のように足あとがついたところを歩いていくしかなかった。
幸い JR の電車の運行の遅れは無し。
が、不幸なことにホームの除雪も追いついておらず、私が利用する先頭車両のあたりはドアの前も雪深いままだった。
でも(ってことはないが)、この日乗ったのは721系のクモハの第1号車。
721系電車がデビューしたのは1988年なわけで、この車両は37年目ということになる。
この車両のように私も雪に負けずにがんばらねばと思った(ちょこっとだけ)。
最近は721系が普通列車で運行されていることが増えた。
老朽化しつつあるこの形式の車両は、快速「エアポート」での運用から外されて普通列車での運用に回されているようだ。快速「エアポート」は733系が主流になってきているのだろう。
座ることができたときには、クロスシートの721系の方が断然乗っていて楽だが。
札幌駅から外に出ると、全然雪が積もってないことに驚く。
石狩って広いのね……
会社に着き、ほどなくするとスマホにメールが入った。
大雪警報?
11月に?
まだ、家の基礎の換気口も閉めていないのに?
江別駅に近づくにつれ視界悪化、積雪増嵩
幸いダイヤは乱れておらず、乗った江別行き普通列車は定刻に発車。
苗穂駅。
雪は積もっていない。降ってもいない。
繰り返しの言い訳になるが、写真がぼやぁ~としているのは電車の窓ガラスの透明度が低いためである。
森林公園駅(まだここは札幌市内)。
少し積もっている。雪も降り始めた。タワマンがはっきりとは見えなくなってきている。
大麻駅(江別市に入った)。
さらに積雪量は増えた。雪も降っている。
野幌駅の手前。
コープさっぽろのっぽろ店の隣、無印良品の横に建てている白い建物は何になるのだろう?
コープさっぽろのっぽろ店の野幌駅側の駐車場内にはモスバーガーができた。モスと謎の白い建物が建ったことで駐車場が狭くなっていくが支障はでないのだろうか?(屋上駐車場はない)
野幌駅。
大麻駅あたりより、積もっている雪の量はさらに多い。降り方も強くなってきた。
ところで、何が建つんだろう?
電車が江別駅に着くと……どひゃあ~
なんじゃこれ。
駅から家へ向かう道、特に江別駅南側の「
駅裏通」は足あともほとんどない『新雪状態』。
膝まで足が埋まる、とまではいかないものの、ふくらはぎは急速冷凍中の環境にさらされ続けた。
セコマに豚丼なく、ローソンで豚丼発見
セイコーマートに寄る。
ホットシェフの弁当で冷え切った心とふくらはぎを温めたかったのだ。
でも時刻は10時半。ビミョーだ。
やっぱりお目当ての豚丼はなかった。
ホットシェフの厨房で調理していたおじさんに豚丼はあとどれくらいでできるか聞く。
1時間ぐらいかかるという。
これじゃどうしようもないので店を出て、外で店の入り口上の庇の雪を棒で突っついて落としているバイトのお姉さんと「札幌は全然降ってなかったですよ」「ホントーですかぁ?」と、なんとなくセコマだからこそできる感じがする地域コミュニティ的会話を交わしたあと、私は信号を渡ってローソンに入った。
たまたま「LAWSON 店炊きごはん」の「炭火香る帯広名物豚丼」が1個残っていたので、「へぇ~、こんなんあるんだ。残っててラッキー」とばかり、買ってみた。
うな重のように山椒の粉をかけて食べたがおいしい豚丼だった。
最後は歩くのもやっと
午後は勤務時間中にもかかわらず、雪かき&雪運び。
すでに隣のご主人と、そのさらに隣のご主人が活動を開始していて、雪を捨てる空き地へのスロープも出来上がりつつあった。
私も雪を運び、スロープ作りに加勢した。
が、大量で重い雪のせいで、作業の終盤は両脚のつけ根が傷み始め、太もももすねもだるくなった。
作業は2時間に及んだ。
脚のつけ根の痛みは、翌日もさらに続いた。
早く体を除雪モードに慣れさせなくては……
なお、この日の江別の積雪は45センチくらいになったそうだ(18日18時までの24時間降雪量)。
札幌も中央区あたりはほとんど降らなかったが、北区のあいの里あたりは35センチほど降ったという。
♪ MUUSAN の今日の一曲 ♪ ロジエ(Philippe Rogier 1561-96 スペイン)の「
私は苦しみに疲れ(私は嘆き疲れ。Laboravi in gemitu meo)」。
旧約聖書を詞とするルネサンス期の声楽曲。