メイン | 簡易ヘッドライン |
制作工程の続き〜 ベースと同じ無色ガラスを細長くランダムにカットしたものをたくさん用意しておきます。
その細長ガラスをベースの上に重ねていきます。この作業は適当にやっても進めることはできますが、実はここがとても大切なところだと思っています。 細長ガラス ...
|
本日主催者様より連絡があり、前回のブログで紹介した「サン=トロペの昼寝」は北海道立近代美術館では展示されないとの事です。上に載せた「サン=トロペの風景」(1917年)は展示されるそうです。
さてそれでも作品制作の方向性は変わりません。モチーフ(テーマ)が ...
|
キスリングの絵の中で最も幸福感が表現されているのは、今回の巡回展にも出品されている「サントロペの昼寝(キスリングとルネ)」ではないでしょうか。暖かい色調にふくよかな形、何よりもこの情景を描きたいと思ったこと、椅子に座って新聞を読むキスリングの傍らで
...
|
話は少々前後しますが、キャンドル作家の米澤さんから試作品が届く前に、ホルダーの大まかなデザイン案と、それを熱成形するための型(煙筒)の用意が終わっていました。その後届いたキャンドルに火を灯して眺めながら、より具体的なデザインを考え、いくつかの制作条
...
|
僕の仕事の9割以上はステンドグラスのデザインと制作です。今回引き受けたキャンドルホルダーはステンドグラスではないけれど、ほぼ同様の工程で納品することになりそうです。
まず注文主の要望を聞き、それから予算・納期の決定。その後デザインを提示して了承を得て ...
|
昨年より本州を巡回していた「キスリング展」が、いよいよ今年4月25日から北海道立近代美術館で開催されます。
キスリングは、20世紀初めにパリで活動した”エコール・ド・パリ”の画家たちの中でも、生存中に大きな成功を収めたまれな存在とされています。しかしその ...
|
ステンドグラスの鑑賞方法のひとつは、ガラスを透して壁や床に映る光を楽しむことです。ステンドグラスを正面から見てその図柄を鑑賞することもできますが、それならば一般の絵画と違いはありません。ガラスを透過した光がステンドグラス特有の効果であり、ステンドグ
...
|
今から2ヶ月ほど前、つまり4月の中頃のことだったと思いますが、友人の 小野昭一
氏から、新しく出すCDのジャケットデザインを頼まれました。その話をしているうちに、「ついでにCDのタイトルも考えてくれないか」ということになって、そちらも引き受けました。もち
...
|
2017年7月に初出の続きブログ”Elefante
Giallo(黄色い象)”の最終章は、絵付けガラス作品設置後のレストランを、原画の作者高梨芳実画伯と共に訪れた後で書こうと決めていましたが、その訪問が予定より1年以上遅れて先月末にようやく実現しました。
当日は夕方6時 ...
|
ステンドグラス制作という仕事は基本的に建築業の一種です。そのため北海道では、雪に埋もれる冬場の建築業は停滞し、仕事よりも除雪に忙しい日々を過ごすことになります。今年の冬も例外ではなく、特に年が明けてからは「さて今日は何しようかなあ〜」などとネットの
...
|